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『Shine』 感想&予告編 - ジェフリー・ラッシュの映画出世作

前回ご紹介した『コーラス』は世界的指揮者となったピエールの幼少期を描いた映画でした。恵まれない境遇に身をおきながらも、自らの才能で開花していった少年。
今回ご紹介する映画にも音楽の才能に満ちた少年が登場します。
けれど、彼の人生の道のりは・・・。

ジェフリー・ラッシュの映画デビュー作でもあるこの作品、「音楽家」つながりということでご紹介させていただきます。クラッシクに興味がない方にもおすすめです☆

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満足度:★★★★★
1995年:オーストラリア
監督:スコット・ヒックス
出演:ジェフリー・ラッシュ、ノア・テイラー、アレックス・ラファロウイッツ、アーミン・ミューラー=スタール、リン・レッドグレイヴ

あらすじ
激しく雨が降る晩、一人の男(ジェフリー・ラッシュ)がバーに入ってきくる。煙草をくわえたまま、バーのピアノに向かったちょっと風変わりなその男の正体は、かつて天才少年として名を馳せたピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴッド。
徐々に明かされていく彼の半生、そして運命の女性シルヴィアとの出会いから動き始めた「再起」への道・・・。

※ 実在のピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴッドがモデルとなった一作です。

特徴と見どころ
・映画初出演となるジェフリー・ラッシュの魅力
・ノア・テイラーの繊細な演技
・立ち切ることのできない負の連鎖と希望の光


感想
「ブラボー!」と歓声をあげたくなった映画です。
さすがに、歓声はあげませんでしたが、でも、上映後、小さな劇場は拍手と温かい空気に包まれていました。

何を隠そう、この映画、わたしが初めて一人で観に行った記念すべき映画なのです。これをきっかけにちょこちょこ「暇つぶし」に映画館通いを始めたわたし。
もし、この時に観た映画がつまらないものだったら、その後の映画館通いはなかったかも・・・と思うと、わたしを映画好きにしてくれたとても貴重な一作です。

・・・なんて、そんなのどうでもいいことでしょうが・・・

映画の冒頭、"It's a mistery, mistery…"と繰り返しつぶやく男の登場。そこからすっかりこの映画、そして、ちょっと風変わりなその男の虜になってしまいました。
その男の名はデイヴィット・ヘルフゴット。今も実在するピアニストである彼の魅力を存分に伝えてくれたのは、オーストラリアの舞台俳優であったジェフリー・ラッシュです。

今でこそ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズにもレギュラー出演したりとすっかりメジャーになっているジェフリー・ラッシュですが、当時映画界では全くの無名で、この映画が初主演でした。
それにも関わらず、アカデミー賞で主演男優賞をとったわけですから、いやはや、たいしたものですよね~。(ま、舞台俳優としては名を馳せていたのでしょうが・・・)

そんな彼の演技は本当に素晴らしくって・・・
どしゃぶりの雨の中、小刻みに震えながら、ぶつぶつつぶやき登場したシーンも印象的ながら、その後の、彼の表情の豊かさ、全身からかもし出されるオーラには釘付けになってしまいました。

子供のようなあどけなさ、他人を恐れてびくびくする様子、それにもまして他人を愛する様子、何より、ピアノを弾くときの純粋無垢な喜びに溢れた表情!
特にわたしが好きなシーンは、楽譜が散りばめられたプールに、ぷかぷか浮くデイヴィットを演じたシーンです。あらゆるストレスに押しつぶされてきた彼が「自由」に解き放たれたことを象徴するような、何とも穏やかな・・・。

・・・おっと、思わず、ジェフリー・ラッシュに熱弁をふるってしまいましたが・・・

デイヴィット・ヘルフゴットを演じたのは彼だけではありません。
中年の彼の登場から、物語は彼の幼少期へと舞い戻っていきます。

幼い頃から、ピアニストとしての非凡な才能を見せていたデヴィットを演じたのは、アレックス・ラファロウイッツ。真面目で神経質そうなその少年は、後年、精神をきたしていく人物を演じるにありあまる説得力を持っていました。
そして、成長した彼を演じたのは、ノア・テイラー。ノア・テイラーの独特のオーラもまた非凡の人であるデイヴィットの特徴をよく掴んでいました。

父親の厳しい教えの元、着実にピアノの腕を上げていったデイヴィット。
息子を誇る父親。けれど、本物の音楽家たちからデイヴィットの留学を勧められるとその愛はどんどん偏狭になっていき・・・。
デイヴィットは家出同然で家を飛び出し、大学で素晴らしい成績を収めますが、さまざまな重圧にこらえきれず、ついには、精神病院を点々とする生活を送るようになってしまいます。

デヴィットの父が半ばサディスティックに描かれていて、むかむかしました。
でも、ストーリーが進むにつれ、実は、父親自身もまた、その父親に厳しく躾けられていたというトラウマが明らかになってきて・・・
息子を応援したいと思いながらも、「自分を認めない」モノたちが、「息子を認める」ことを、どうしても許せないという父親の葛藤が分かり、何ともいえない気持ちになりました。

さて、幼少期~青年期のデイヴィットが描かれた後、焦点はまた現在のデイヴィット・ヘルフゴットに戻ってきます。
占い師であるシルヴィアと運命的な出会いを果たし、徐々に回復を見せていくデイヴィット。そして感動のクライマックス。

何だか最後は省略気味なまとめ方ですが、本当に本当に素晴らしい一作なので、まだご覧になっていない方はぜひ☆


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予告編  ※日本語字幕なし
http://youtu.be/-4Mw14WdS4w



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