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『おくりびと』 感想&予告編 - 美しい所作とチェロの旋律に心が震える一作


前回ご紹介した『トンマッコルへようこそ』に素晴らしい音楽を提供していた久石譲さん。
今回は「久石譲さん」つながりで、こちらの映画を選びました。
今年の始め、日本映画で初の「アカデミー外国語映画賞」を受賞。1ヶ月ほど前には、地上波初のTV放映もされていたので、ご覧になられている方も多いと思いますが・・・

モックンの所作が美しい(顔も美しい)「納棺士」を描いた物語です。

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満足度:★★★★
2008年:日本
監督:滝田洋二郎
出演:本木雅弘、広末涼子、余貴美子、吉行和子、笹野高史、山崎努

あらすじ
所属していたオーケストラが経営難のため解散。チェロ奏者の夢をあきらめた大悟(本木雅弘)は妻の美香(広末涼子)とともに故郷の山形に帰る。
そこで仕事を探し始めた大悟が偶然手にした求人広告、そこには「旅のお手伝い」との文字が。旅行代理店か何かかと思った大悟は早速その求人元を訪れるが、その仕事は何と遺体を棺におさめる「納棺士」という職業で・・・。


特徴と見どころ
・美しいチェロの旋律
・モッくんの美しい所作
・笑って泣ける物語


感想
数々の映画賞を手にし、ついには、オスカーも受賞したこの作品。
オスカー効果により、公開25週目にして初めて興行成績トップに輝き、本当にロングランヒットになりました。かくゆうわたしも、間もなくDVDが発売されるという頃になってようやく映画館に行って観たクチなんですが・・・

中高年、そして、初老の方の動員率が高くてびっくりしました。

観に行ったのが平日の夕方だったからかもしれませんが・・・
それにしても普段はあまり映画館で見かけることのないご老人カップルなんかも数多くいらしゃって、なんだか圧倒されてしまいました。
まあ、内容的に、ご高齢の方々の興味をひくものだったんですかねぇ?

ともあれ、わたしの感想は・・・
要所要所、しっかりツボをおさえ、そつなくまとめているなぁ・・・と。でも、ちょっと違和感感じる部分もあるなぁ・・・と。お気に入り度としては★4つかな、と。

ただ、やっぱり久石譲さんは只者じゃないですね。
この映画の何に1番やられたかっていうと、間違いなく、この音楽ですね。特にチェロのソロから他の楽器が加わってくるところなんか、もう、どわぁ~っと鳥肌立っちゃっいました。
なんだって、こんなに映画にぴったりの曲、心にがんがん流れ込んでくる音色がつくれるんでしょう。

そして、モックン、やっぱり格好いいねぇ。
スーツにコート、普通の格好でも全然違うよね。凛々しい!納棺の所作は美しかったし。「けがらわしいっ!」って妻に言われた時の表情は捨てられた犬みたいで、乙女心がくすぐられたし♪
あ、でも、脱ぐと意外にムチムチですね。w

まあ、そんなモックン演じる大悟は、チェロ奏者の夢破れて、でも、同時に妙にほっとして、亡き母が残してくれた故郷の家に戻るわけですが・・・。
そこで偶然出会った「納棺士」という職。
社長(山努)に強引にくどかれ、渋々ながら、仕事を始めた大悟は、戸惑いながらも何人かの「旅立ちのお手伝い」をしているうちに、だんだんとその職業に惹かれはじめていきます。

死は誰にでも平等に訪れる・・・。
死者の旅立ち、つまり、生者との最期の別れ、それはとても尊いひと時で・・・。

でも、自分も偏見を持っていたその仕事。
妻には「冠婚葬祭関係」=「結婚式場」の仕事と誤解させたまま、本当のことを打ち明けずに過ごしていきます。
ま、そんな嘘はいつまでも続くわけがなく、ある日、ばれてしまい・・・

「けがらわしいっ!」と怒鳴られ、家出されてしまうわけですが。

この妻・美香の人柄がね。どうしても腑に落ちませんでした。
だって、オーケストラが解散して、田舎にひっこもうかなという大悟に、しかも、1800万円もするチェロを内緒で買っていた大悟に、ただ笑ってうなずくだけで、山形について行って・・・。

だって1800万円もかけた夢だったわけでしょう?
それをあきらめるって言っている男に、あっさり微笑みながら「それもいいんじゃない」って。えええ~!?∑( ̄Д ̄;)

いや、まあ、ここで、「大丈夫だよ、もう少し一緒に頑張ろう?」と励ましたり、「何、それ?何でそんな簡単に決めちゃうの!?」ってきれたりしたら、物語は続かなくなっちゃうけどさ。

でも、美果の反応はあまりにも不自然な感じがして・・・。
世の女性の皆さん、どうですか?美香みたいにできます?
たとえば、それまでさんざん苦労したっていう伏線があればまだしも、住んでいる部屋とかもステキだったしね~。

それに、そんな彼女が、「納棺士」の仕事をしていることを知ったとたん、

「けがらわしいっ!さわらないでっ!」

って。・・・なんか、キャラ、変わってない?

何ていうか、美香にしても、大悟の幼なじみにしても、「納棺士」に対してあまりにも嫌悪感が強くて・・・。わからないこともないような、でも、そこまで?と思うような自分の感覚もあって・・・。
それは先にモックンの美しい所作を目にし、大悟の心境の変化に触れていたからもしれないんですが。

でも、そんなことを思っていたら、ふいに「ああ、そういえば、納骨関係のお仕事って、被差別部落の人たちがやるとかいう話を聞いたことがあったような・・・」と思い出してしまい、本編とは関係ない部分に意識がいってしまったりもしました。

ま、それはさておき、「いしふみ(石文) - 文字のなかった昔、人は自分の気持ちに合う『石』を探して、それを渡した」のエピソードはとてもロマンチックで素敵だなぁと思いました。
ラストのオチはちょっと出来すぎな感がありましたが・・・

さすが数々の映画賞を受賞しただけあって、笑いどころは笑わせ、泣きどころは泣かせ、そして、何かを心に残してくれる映画でした!


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予告編
http://youtu.be/Pya4Z5Oq6uo



第81回アカデミー賞受賞作品

おくりびと [DVD]   つみきのいえ (pieces of love Vol.1) [DVD]   ウォーリー [DVD]





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