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『博士の愛した数式』 感想&予告編

前回ご紹介した『容疑者Xの献身』の堤真一さんは本当に素晴らしかったですねぇ。
彼の役どころは天才的な数学の頭脳を持ちながらも、一身上の都合で研究職に残れず、しがない高校教師となってしまい、暗~い毎日を過ごしているという・・・
ちょっといつもの堤さんからは想像できないタイプだったんですが。
正体不明の薄気味悪さが良い感じに出ていました。

さてさて、今回はそんな堤さんが演じた「数学者」つながりで、こちらの映画をご紹介します。

こちらの「数学者」もかなりの好演です!

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博士の愛した数式@ぴあ映画生活
2005年:日本
監督:小泉尭史
出演:寺尾聰、深津絵里、齋藤隆成、浅丘ルリ子、吉岡秀隆
公式HP:博士の愛した数式
満足度:★★★★

あらすじ
新学期。生徒たちから「ルート」と呼ばれている若い数学教師(吉岡秀隆)は、最初の授業で何故自分にルートというあだ名がついたのかを語り始めます。
それは彼がまだ10歳だった頃のこと。家政婦だった母親(深津絵里)が働き始めた家の主は、80分しか記憶のもたない元数学博士(寺尾聰)で・・・。

※小川 洋子さんの同名小説の映画化です。

感想
先に原作を読んで気に入っていたのですが、原作の良さを裏切らない素敵な映画になっていました。
原作では家政婦である母親が語り手となっているのですが、映画では大人になったルートを語り手にもってきていて、新鮮でした。そして、この語り手が吉岡秀隆さんというところが心憎かったです。

吉岡さんの口調って、とてもほんわかしているじゃないですか?それがこの物語の温かいイメージにぴったりでした。
それに、彼の子ども時代を演じた子(齋藤隆成)とのシンクロ具合もばっちりだったので、過去の回想シーンへも違和感なく入っていけて良かったです。

女手ひとつで自分を育ててくれていた母親が、家政婦として新しく派遣された先は、とある初老の男性の家。そしてその男性の背広にはたくさんのメモが・・・。
そのメモの謎は、交通事故により脳に障害を負ってしまい、80分しか記憶が持たなくなってしまったから。「僕の記憶は80分しか持たない」というメモを筆頭に、彼の背広には忘れてはいけないことのリストがたくさん貼り付けてあったのです。

けれど、元数学博士だった彼は、今でも数学をこよなく愛し、家政婦として訪れた杏子に素数や完全数、友愛数のことを優しく説明します。
そして杏子に小学生の子どもがいると聞くと、一人にさせておくのはいけないからぜひここへ連れて来るようにと説得します。博士は無類の子ども好きだったのです。

そして、博士はやって来た子どもをとても優しげな笑顔で迎え、「ルート」という呼び名をつけます。
いつもにこやかな博士を大好きになったルートと杏子。
3人は仲良く日々を重ねていくのですが・・・

80分しか記憶が持たない博士には当然トラブルも生じてくるわけで・・・
その時に博士が「僕の記憶は80分しか持たない」というメモを見て、ひどく狼狽する様、そして苦悩する様。その様子にはこちらも悲しくなってきて・・・

博士役の寺尾聰。
家政婦役の深津絵里。
ルート役の齋藤隆成と吉岡秀隆。

完璧なキャスティングでした。

そして、博士とワケアリの関係である義姉役の浅丘ルリ子も、原作のイメージどおりでよかったです。
彼女が杏子に語る「義弟は、あなたを覚えることは一生できません。けれど、私のことは一生忘れません」 という言葉、ずしんときました。
もし自分の愛する人が80分しか記憶が持たない、つまりはその人と新しい思い出がつくれなくなってしまう。それってどういうことなのか・・・

そんなことを考えるととことん悲しくなってきてしまいますが・・・
ほんわか優しい原作のイメージと同じく、映画のほうもとても温かい仕上がりになっています。見た後はほっこり優しい気分。おすすめです♪



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予告編
http://www.youtube.com/watch?v=uG0U0iT9y1A



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