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『PiCNiC』 感想&一部動画

今回は、前回ご紹介した『リアリズムの宿』から、「男女3人の旅」というキーワードでつないでいきます!
ま、『リアリズムの宿』ではさえない男ふたりの間に、ちょっとだけ不思議ガールが参入。今回のこの映画では途中ひとりの男がぬけ、最終的には男女ふたりのピクニックとなるわけですが。

色合い的には全く違う2つの物語ですが、どちらも監督の才能を大きく感じられる映画です☆

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PiCNiC @ぴあ映画生活
1996年:日本
監督:岩井俊二
出演:CHARA、浅野忠信、橋爪浩一
満足度:★★★★★

あらすじ
双子の妹を殺したココ(CHARA)は入院させられた精神病院で、ツムジ(浅野忠信)とサトル(橋爪浩一)に出会う。
聖書がもとで、地球が滅亡するという妄想にとらわれた3人は、地球の滅亡を見届けるために、塀の外に出てはいけないという規則を守りながら、塀から塀へとつたってピクニックに出かけるが・・・。

感想
「男女3人の旅 映画」というキーワードでぐぐってみたら、この映画がヒットしました。「おおっ!懐かしいなぁ~」と思いながら、十年ぶりくらいで見返したんですが・・・

すごいですね、岩井俊二監督!

十年ぶりに見ても、全然色褪せていません。
まさに、「才能」。
もう、その言葉しか頭に浮かんできません。

「施設の外に出てはいけない」という規則を守りながら、施設の塀の上を「探検」していたツムジとサトル。ある日、そこにココが加わり・・・
ココは「塀の外に出なきゃいいのよ。塀の上なら、いいのよ」と、施設の塀から、外の塀へ軽々と飛び移って、探検を続けます。

それをまぶしそうな目で見て、後に続いたツムジ。
困惑の表情を浮かべ、立ち尽くしてしまったサトル。

3人の表情。
外の塀に移ったココとツムジの目に飛び込んでくる風景と、施設の塀に立ち止まったままのサトルが見る風景。
そして、そこに流れ始める美しい旋律。

素晴らしい映像美によって作られた、言葉なんていらない完璧な世界。

それと反対に、ツムジが毎夜うなされている自分が殺した教師の亡霊などは、薄気味悪いことこのうえなくって・・・。
最低限の言葉しかない独特の世界から感じられるのは「美」と「醜」、「善」と「悪」、「死」と「生」などなど正反対でいるようで、紙一重のコトたち。

それにしても、ココを演じているCharaの素晴らしさたるや!

カラスの羽で作った(という設定の)ジャケットを羽織った彼女からは「堕天使」という言葉がぱっと頭に浮かんだのですが、その圧倒的なまでの存在感といったら、もう!
舌ったらずで独特な口調は「子どもがそのまま大人になってしまった」ようで、子どもって、時にひどく残酷だから、そういうところがまさに、このココという役柄にぴったりでした。

それにしても、Charaの唇って、エロいよね。
1度、ちゅーされてみたい・・・。
きっと浅野忠信もこの唇にやられたに違いないよ!・・・別れちゃったけどさ。

浅野忠信もさすがに若いですねぇ。ってか、こんなに細かったんだっけかね?
よく見ると全然違うんだけれど、なんとなく、瑛太を彷彿してしまいました。(いや、よく見なくても全然違うか?)

切なく、哀しく、そして最高に美しいラストシーン(上の写真のシーンです)。
「あたしがあんたの罪を洗い流してあげる」というココの台詞に心をうちぬかれ、エンディングでは鳥肌が立ってしまいました。

岩井俊二監督の映画の中でも、1、2を争うフィルムだと思います。
未見の方は、ぜひ、ご堪能あれ☆



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一部動画 ※ラストシーンです
http://youtu.be/g2v8fI3V0CU



この映画への共演がきっかけで結婚

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