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『MILK』 感想&予告編

前回ご紹介した『太陽がいっぱい』では、アラン・ドロンの見目麗しさにめろめろになってしまったわたしですが・・・
これ、実は、ホモセクシャルを描いた初めての映画だとか!そんなことには露知らずに見ていましたが、確かにそのほうが合点がいく気がします。(ま、厳密に言えば、バイセクシャルなんだろうけど)

ともあれ。
今回はその「ホモセクシャル」つながりで参ります!

米国で初めてホモセクシャルであることを公表した政治家、ハーヴェイ・ミルクの物語。ショーン・ペンの名演が感動的でした。(TへT)

110209MILK.jpg

ミルク@ぴあ映画生活
2008年:アメリカ
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ショーン・ペン、ジェームズ・フランコ、エミール・ハーシュ、ジョシュ・ブローリン、ディエゴ・ルナ
公式HP:MILK
満足度:★★★★★

あらすじ
新しくできた恋人のスコット(ジェームズ・フランコ)とサンフランシスコに移り住んだミルク(リンクに表示されるテキスト)。
彼はいつしか、「カストロ・ストリートの市長」と呼ばれるようになり、サンフランシスコ市の市政執行委員の選挙に立候補しますが・・・

※実在した人物ハーヴェイ・ミルクのノンフィクション映画です。

感想
今作でアカデミー賞主演男優賞をとっているショーン・ペン。
さすがとしか言いようがありません!
チャーミングで温かみにあふれた「ミルク」は、とても魅力的でした。

でも・・・でも・・・

正直、のっけののラブシーンはちょっときつかったです。

ミルクはその時、40歳という設定だったのですが、それにしてはちょっと老け気味だったように思います。皺とかもうちょっとCGでごまかせば良かったのに・・・。
というのも、お相手のスコット演じるジェームズ・フランコが美しかっただけに、強烈に「老い」というのを感じてしまったんですよね。で、なんとなく物悲しくなってしまい・・・。

ま、それはともあれ。

40歳の誕生日を目前にしたナンパが成功して、見事20歳年下の恋人をゲットしたミルク。ミルクとスコットはNYからサンフランシスコの「カストロ地区」へ移り住み、カメラ店を開きます。
ミルクはそれまでずっと自分がゲイであることをひた隠しにして生きていたのですが、この地ではカミングアウトして自分らしくふるまいます。

元来が社交的でユーモアに溢れていたミルク。彼の回りには、自然と同性愛者やヒッピーが集まってくるように。

けれど、街の商工会は同性愛者らを厭い、嫌がらせをはじめ・・・。
ミルクはそれに対抗して、新たな商工会を結成。ゲイだけではなく、レズや黒人、マイノリティ、貧困に苦しむ社会的弱者の抱える問題に関わるようになります。
そして、ミルクはいつしか、「カストロ・ストリートの市長」と呼ばれるようになり、サンフランシスコ市の市政執行委員の選挙にまで立候補することに・・・。

ミルクがそれまでの生き方をやめて、カミングアウトすることにした決定打はなんだったのか?
政治へと目覚めていったのは、どうしてなのか?

1番重要なその辺がはっきり描かれていないのが少し物足りなかったです。
なにせ、ミルクのこと、何も知らなかったもんで。

ともあれ、ミルクはとんとん拍子で政治家になれたわけではなく、3度の落選を経験します。
そして、3度目の選挙の際には、反対勢力からの脅迫や絶えず仲間が集まる騒々しい暮らしにうんざりしたスコットに、「もうこれで最後にしてくれ」と頼まれてしまいます。

「最愛の恋人」と「自分の志」。そして自分を支援してくれる「仲間たち」。
それらの間で揺れ動くミルク。
結局、ミルクはスコットとの別れを選び、4度目の選挙で、ようやく市政執行委員に当選します。

それは米国史上初めて同性愛者であることを公表した政治家の誕生でした。
けれど、それでめでたしめでたし、というわけではなく・・・。

その職についてからも、ミルクには様々な問題が降りかかってきます。
その中でも1番の問題が、その頃、人気歌手であったアニタ・ブライアントを筆頭に保守派の人々が繰り広げていた「プロポジション6 - 同性愛者やそれを支持する人たちを教職などから解雇する権利」の住民投票でした。

「子どもたちを守れ!」と声高に「プロポジション6」の成立を求める保守派の面々。
・・・それにしても、アメリカっていうのは「自由」の国だ、なんて、やたら「自由」を主張するわりには、けっこうヒステリックな面も多いですよね。そこはさすが、ピューリタンが基盤の地?
それともこうして互いに主張し合うのが「自由」の象徴だとでもいうのでしょうか?

ま、それは、さておき。
もし「プロポジション6」が成立したら、その波は他職業にも及び、ひいてはマイノリティへの差別拡大に繋がってしまう・・・危機感を募らせるミルクと仲間たちは必死の抵抗運動を繰り広げます。
ここは映画の中で最高の見せ場で、心震えるシーンがいくつもありました。

そして、その後迎える悲劇・・・。
最期の大行進は涙・涙でした。

もう少しハーヴェイ・ミルクのことを勉強していたら、もっと感動したような気がするので、いつか彼のドキュメンタリー映画も見てみたいと思いました。
ともあれ、自分の信念を貫き通してたたかうミルクには心が揺さぶられました。パワーがもらえる映画です★


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予告編
http://youtu.be/k9qDE85tImY



人権問題にかかわる映画

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