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『告白』 レビュー&予告編

暑い日々が続いているので、気分だけでも冷える映画をご紹介しようかと・・・
ホラーではないんですが、ぞぞっと底冷えしてもらえるんじゃないかと思います。

好きか嫌いか問われたら、全然好きじゃないんですが、最初から最後までぐいぐい引き込まれてしまった映画です。

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告白@ぴあ映画生活
2010年:日本
監督:中島哲也
出演:松たか子、岡田将生、木村佳乃、高橋努、井之脇海、田中雄土
満足度:(完成度★★★★★

あらすじ
とある中学のホームルーム。
騒々しい教室の中で、1年B組の担任・森口悠子(松たか子)は「私の娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです…。」と語り始め・・・。

※「2009年本屋大賞」を受賞した湊かなえの同名小説の映画化です。

感想
映画を見る前に、原作である湊かなえのベストセラー小説を読んでおり、そのあまりの救いのなさ、後味の悪さに、映画は絶対に見るまいと思っていたのですが・・・
相方が1度ならず2度もDVDを借りてきて、うっかり出だしを見てしまったら、松たか子の圧巻の演技力に一気に引き込まれてしまったという・・・。

物語はある中学校の終業式のホームルームから始まります。
騒がしい生徒たちの間で、淡々とある「告白」をはじめる女教師・森口。彼女は自身の娘(4歳)が同校のプールで亡くなったのは、事故ではなく、このクラスの「少年A」と「少年B」によるものだと語ります。

「少年A」「少年B」といっても、クラスメートの間ではすぐに誰のことかわかるもの。そして、森口は、この少年二人にある「復讐」をしたと告げるのです。

その告白の後、物語は森口の娘が殺された時とその前後、そして、森口の告白以後を順不同に映し出していきます。また「少年A」「少年B」、そして「少年A」と深くかかわることになる少女…
というように、物語の視点も変えながら進んでいきます。

犯人はわかった上での、「一体何があったのだろう?」「これからどうなっていくんだろう?」という疑問の沸いてくるつくり。

小説同様、映画も「この先が知りたい」という欲求に駆り立てられるつくりになっています。
時折はさまれるスローモーションや光のコントラストをつけた映像は映画ならではの魅力になっているし、一寸たりとも飽きさせることなく、物語は進んでいきます。

だけど…

だけどね。出てくる登場人物たちの誰にも好感がもてないんですよね。
自己顕示欲と自己憐憫の塊でできた少年A。劣等感と自己愛でいっぱいの少年B。我が子しか見えない少年Bの母親に、少年Bの登校拒否を正そうとする勘違いだらけの熱血教師。
そして、何より娘を殺された被害者であるはずの森口自身、憎悪にのみこまれた最悪の加害者にしかなっていかないという・・・。

唯一、少し好感がもてた、というか、雰囲気いいなと思ったのは少年Aと恋人のような関係になる美月という少女なのですが。彼女もまた一番言ってはいけないこと-他者のふれてはいけない傷-をさらりと口にしてしまう残忍さがあり・・・

そしてまた、小説同様、物語のどこにも救いがないし、明るい未来のかけらも見えてこない。

一体全体、こんだけ人間の嫌な部分ばかりを見せつけ、どうしたいんだよ???と、多くの人が思うんじゃないでしょうか?

わたし自身、全然好きになれない映画だし、「これ、いいよー!おすすめー!」とは言えではないのですが・・・

それでも、ひとつの映画の完成度としてはその高さにうならされてしまうという、なんとも複雑な映画のため、今回は例外的にご紹介してみました。(基本、おすすめ映画のブログです)
とりあえず、 この季節に見たら、ちょっとはひやっとなれると思うので、嫌な気持ちになるの覚悟の上で、ぜひ、どーぞ!



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予告編
http://youtu.be/wMq7qzHVkSg



後味悪~い学校モン

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