スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『男たちの大和』 感想&レビュー

終戦記念日が近いので、戦争関連の映画からひとつご紹介。
「戦艦大和」に乗り込んだ兵士達のノンフィクション作品です。

好きか?と問われると微妙なところですが、涙が止まりませんでした・・・。

20140814_OtokotachinoYamato.jpg

満足度:★★★★
2005年:日本
監督:佐藤純彌
出演:反町隆史、中村獅童、鈴木京香、仲代達矢、松山ケンイチ、蒼井優

あらすじ
ある日、「戦艦大和」が沈んだ場所に案内してほしいという女性(鈴木京香)が、鹿児島県枕崎の漁港にやって来る。彼女が「戦艦大和」の乗組員だった内田ニ兵曹の娘だと知り、案内することにした神尾(仲代達矢)。
偶然にも、神尾もまた、かつて戦艦大和の乗組員であった。目的地への道すがら、神尾の脳裏には、60年前の光景、戦友たちの姿が鮮やかに蘇ってきて・・・。

※ 辺見じゅんが生存者や遺族などに取材をして書いた『男たちの大和 (上・下) (1983年)』が原作です。

感想
実在した「戦艦大和」を「6億円」かけて実寸大で再現したということだけあって、大迫力の画になっています。
これまで見たことのあった日本の戦争映画は、やはり映像面でのちゃっちさが目につくものが多かったのですが、これは全然そんなことありませんでした。

そしてキャストも豪華です。

個人的には、蒼井優ちゃんの純で一途な演技に惹かれましたが、松山ケンイチくんもいい味出しています。上手いですね、2人とも。
中村獅童さんは大好きなんですが、今回は、ちょっと気合入り過ぎだったかな。
山田純太さんは、兵士の役がとても良く似合うと思います。さっぱりした日本人的な顔立ちだからかしら?(以下、ちょいネタばれ含みます。)

涙が止まらなくなったシーンはいっぱいあったんですが・・・

一番切なかったのは、少年兵の神尾(松山ケンイチ)が大和沈没後、戦友の死を知らせる為に家族の元を訪れたシーンです。
戦友の母親が「なんであんただけ帰ってきたん!?」と自分の息子が亡くなったやるせなさを神尾にぶつけてしまうのですが・・・
そう言われた神尾の気持ちにも、そう言ってしまった母親の気持ちにも、胸がしめつけられました。

ところで。この映画、好きか嫌いかって問われたら・・・
ぶっちゃけ、わたしはあまり好きではありません。なんていうか、ロマンティシズム過ぎるというかナショナリズム的というか・・・。
うまく言えないのですが、何となく腑に落ちない部分があったのです。

例えば、日本兵が血を流すシーンはたくさんあるのに、米軍の飛行機を撃墜する映像はあっても、実際にそのパイロットが血を流すところまでは入っていないところとか。敵国に対する少年兵たちの考え・感情がほとんど出てきていないところとか。
「お国の為」=「敵国は憎き相手」と信じきっていたのならいたので、その部分を入れて欲しかった感じがします。

確かに、この映画の主人公たる少年兵たちは時代に翻弄された被害者でもあると思います。
でも、その被害者的な面ばかりが浮き彫りにされていては「戦争」=「悲劇的な出来事だった」という結論になってしまうような気がします。まあ、これは極論ですけどね。

でもわたしにとっては、名前だけは知っていた「戦艦大和」のことを初めてちゃんと知れた貴重な映画であることに変わりはありませんし、見て良かったと思います。
そして、言い方は少し悪くなってしまいますが、戦争もののエンターテイメント作としても上位に入る類のものです。ぜひご覧になってみてください。


にほんブログ村 映画ブログ おすすめ映画へ   
↑↑↑
ポチッと応援してもらえると嬉しいです。( ̄人 ̄)オ・ネ・カ゛・イ♪


予告編
http://youtu.be/mn_zLLTgpcs



男たちの大和 / YAMATO [DVD]男たちの大和 / YAMATO [DVD]
(2006/08/04)
反町隆史、中村獅童 他

商品詳細を見る









上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。