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『フラガール』 感想&予告編

9月最初にお届けするのは、思わずフラダンスをやってみたくなってしまったこの映画。
涙あり、笑いあり、元気がもらえる素敵な映画です!

松雪さんのダンスシーンに惚れ惚れしました~♪o(>▽<)o

20140902‗FURAGIRL

満足度:★★★★★
2006年:日本
監督:李相日
出演:松雪 泰子、蒼井 優、豊川 悦司、岸部一徳、富司純子、徳永えり

あらすじ
昭和40年代、福島県の炭鉱町に誕生した常磐ハワイアンセンターにまつわる実話を基に、フラダンスショーを成功させるために奮闘する人々の姿を描いたドラマ。
東京からフラダンスの先生として招かれたあかね(松雪泰子)のもとに、早苗(徳永えり)、紀美子(蒼井優)、小百合(静ちゃん)、佐々木初子(池津祥子)らが集まり、フラガールになるべく練習を始めるが・・・。

感想
DVDで見たのですが、さすが、第80回キネマ旬報ベストテン・邦画第1位、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品だけあって、期待は裏切られませんでした。笑って泣けて、元気になれる映画です。

舞台は昭和40年の福島県いわき市。
各地の炭鉱が閉山に追い込まれていたこの時代、いわき市の炭鉱町でも、多くの炭坑夫たちが失業の危機にさらされていました。 その失業者たちを救おうと、そして町興しにかけようと、計画されたのが「常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)」の立ち上げ。

けれど、何世代も山で生きてきた地元民たちは、閉山して「ハワイ」をつくるというこの計画に猛反対。
そんな反対にあいながらも、元炭鉱会社職員の吉本(岸辺一徳)は新しい時代を切り開こうと、ハワイアンセンターの設立に奔走し、センターの目玉を「フラダンス」のショーにするべく、東京からフラダンスの先生として、あかね(松雪泰子)を招きます。

でも、ダンサー募集の説明会で、「フラダンス=裸踊り」と勘違いした町の娘たちは、「なんて破廉恥な!」とそのほとんどが逃げ出し、残ったのは、早苗(徳永えり)と早苗に誘われて渋々ながらついて来た紀美子(蒼井優)。そして、父に無理やり連れて来られた小百合(静ちゃん)とやたらノリノリな一児の母・佐々木初子(池津祥子)のみ。

しかも、4人が知っている踊りといったら、盆踊りだけ・・・。
呆れ果てた元トップダンサーのあかねは、4人にフラダンスを教えようともせず、おまけに、半ばアル中気味。地元民とも折り合い悪いし、さてさて、どうなることやら・・・。 といった感じで、物語は進んでいきます。

うちの旦那は蒼井優ちゃんに首ったけになっていました。まあ、可愛いですよねぇ。
でも、わたしは、松雪さんに1票です。チョー素敵だった!!!カラフルな60年代ファッションが、バービー人形みたいにきまってて。人生への挫折感が漂っているのに、凛としていて。

映画の前半で、松雪さんが踊ったダンスを、ラスト、蒼井ゆうちゃんが踊ったんですが、これはやっぱり松雪さんのほうが断然かっこ良かったです!もちろん、優ちゃんも良かったんですが、艶っぽさでは松雪さんが上だったかな、と。
でも、優ちゃん、演技めちゃうまですねぇ。日本アカデミー優秀新人賞&最優秀助演女優賞のダブル受賞、納得です。

ともあれ、この松雪さん、いえ、あかねのダンスを盗み見た4人は、心の底から感動して、「わたしたちも踊れるようになりたい!」とあかねに直訴します。で、あかねも、ちょっとずつ4人に踊りを教え出し・・・。仲間もちょっとずつ集まってきて・・・。
だけど、決して、順風満帆には、いかなくって・・・ 。
いくつかの悲しい出来事。いくつかの辛い試練。そして、いくつかのちょっと笑えるハプニング。

ラスト、それらの全部を乗り越えて、ハワイアンセンターのオープンを迎えたフラガールたちのダンスには、拍手を贈らずにいられません!!! ジーン...(≧ω≦。)

あ!トヨエツが、かなりおいしい役で出ています。かっちょ良いです!
まあ、蒼井優の兄貴役、にしては、ちょっと歳が離れすぎている気はしましたが(下手したら、お父ちゃん役でもイケルんじゃないか!?)、がさつなフリした優しいお兄ちゃん。わたしも欲しいです。

見たあとはご機嫌になれること受け合いのこの映画、老若男女問わず、おすすめです!


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予告編
http://youtu.be/Tt8ncP4dPJY



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フラガール

監督:李相日  製作:2006年 日本 出演:*松雪泰子 *蒼井優 *豊川悦史 *岸部一徳  未来をあきらめない 福島県いわき市、 炭坑の閉山を迫られ、廃れていく町において、 再生を期して計画された、 「ハワイアン常磐センター」誕生にまつわる 実話を基にした話です。 昭和40年、時代は石炭から石油へと 移っていこうとする変わり目でした。 この時代背景が、...

コメント

コメント(2)
IHURUさん、こんにちは!
ちょっとご無沙汰でした(^▽^;)

最近、更新が進んでいるようですね!

そうだ、本作はアカデミー賞作品でした(^_^)b
新しい時代を切り拓こうとする皆の気持ちから
勇気や元気をもらえましたね★

震災後の今も、
福島の人達にとっては、
希望をそこに見るような存在なんでしょうね。

YAN

2014/09/06 18:33 URL 編集返信
希望
お久しぶりです♪
わたしのほうもご無沙汰で…というか、たまに訪れてもコメ残さず…で、すみません…(>人<;)

この映画は本当に元気をもらえる映画で。
そういえば、震災からの復興特集みたいので、現在のフラガールたちも取り上げられていましたね。
楽しそうな施設なので行ってみたいなと思いつつも…やはり子連れで行くのに一抹の不安が消えず…

って、なんか話しがそれちゃいましたね。w

YANさんへ

2014/09/10 10:33 URL 編集返信
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プロフィール

IHURU

Author:IHURU
アラサー→アラフォー女子。
出産・育児に追われ更新はまれです。
子ども嫌いだったわたしですが、目線がすっかりママになり、映画も昔とは違った点が気になるように。子どもと一緒に見た感想ものせていきます。

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