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『K-20 怪人二十面相・伝』 感想&予告編

映画館で、ビール。
もうだいぶ前のことになりますが、これはそんな最高のシチュエーションで見た映画です。ふいに思い立って行ったレイトショー。安く見られた分、ビール買ってしまいました。笑

金城くんのK-20、とろける格好良さでした。

20141110_K-20.jpg

満足度:★★★★★
2008年:日本
監督・脚本:佐藤嗣麻子
出演: 金城武、松たか子、仲村トオル、國村隼、高島礼子

あらすじ
1949年、格差が広がった架空都市「帝都」では、富裕層のみを狙い、美術品や骨董品を鮮やかに盗み出す「K-20」こと怪人二十面相が世間を騒がせていた。
ある日、サーカスの曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、雑誌記者に化けた怪人二十面相にだまされ、彼の替え玉に仕立てられてしまい…。

※北村想の小説『完全版 怪人二十面相・伝 (ふしぎ文学館)』が原作です。

感想
『恋する惑星』で知って以来、大好きな金城くん。でも、日本語を話している彼は正直、微妙なので、これまで日本映画は敬遠していたのですが…
この映画はなかなか好評なようだし、予告編も面白そうだったので、ふいに思い立ってレイトショーに行きました。

行って正解!大正解!
ところどころひっかかる台詞回しはあったものの、それを上回る格好良さで、大満足しました。
まあアクションが多いので、長い台詞が少なかったことも大きかったとは思いますが、それ以上にちょっとコミカルさのあるこの役は、金城くんにぴったり!長身が生きたアクションシーンも、それはもうむちゃくちゃ素敵でした。

『怪人二十面相』、江戸川乱歩の代表的作品というのはもちろん知っていましたが、実際に読んだことはないので、ちゃんとは知らないのですが楽しめました。といっても、この映画の原作は江戸川乱歩ではなく、北村想の小説『完全版 怪人二十面相・伝』だそうで。
北村氏は「二十面相は普段何をしているのだろう・・・と子供ながらに思い、大人になったら二十面相の伝記を書くんだとずっと思っていた」ということで、本家本元の「怪人二十面相」を別の角度から伝記風に書いたそうです。

子供の頃大ファンだった作品の続きを書くなんて・・・デカい夢をかなえたものですねぇ。

まあ、それはさておき。原作とは舞台の設定が変わっているようです。
映画の舞台は第二次世界大戦が回避された1949年の架空都市「帝都」。華族制度が続き、社会の格差がますます広がる中、世間を賑わせていた「怪人二十面相=K-20」。
そんなK-20に罠をしかけられ、K-20に仕立てあげられてしまったサーカス団員の遠藤平吉(金城武)。平吉は無事に疑いを晴らすことができるのか・・・?

K-20の罠により、明智小五郎(仲村トオル)に逮捕されてしまった平吉は、サーカス団の天才からくり師、源氏(國村隼)とその仲間によって助け出されます。
そして、偶然、明智小五郎の婚約者、羽柴陽子(松たか子)が本物のK-20に追いかけられているところに出くわし・・・。

・・・と、まあ、こんな感じで物語は進んでいくんですが・・・
最後の最後までどんでん返しがあって、ドキドキハラハラしてしまいました。トリックのネタあかし部分もとても分かりやすく、全体的にストンと頭に入ってきて、楽しめる作品でした。

道具など使わないで、ビルを登ったり障害物を飛び越えたりするフランス発祥のスポーツ「パルクール」が取り入れられたアクションは見所満載!金城くんが、全部、自分でやったのかどうかは定かじゃありませんが、すごくはまっていました。
格好よくキメルだけじゃなく、高いところから飛び降りて「あ、いて」というしかめつらをしたり、「すっげぇ~!!!オレ!」と自分の身のこなしに酔いしれるシーンもあって、そういうところにまたキューンときてしまったりして。

ワイヤーを使ってビルからビルに飛び移ったり、ビルから飛び降りたり、その自分の状態に「わははは~」となっているあたりは、どうしてもスパイダーマンを彷彿してしまいましたが・・・
監督自身は意識していなかったそうで、むしろ「ターザン」がイメージだとか。
・・・ん~・・・でも、わたしは、冒頭の上空撮影~アニメーションでのイントロからしてスパイダーマンっぽく感じてしまいましたね。ラストの陽子とのシーンもスパイダーマン1とかぶったし。

ともあれ、金城くん以外の役者さんも素晴らしかったです!

仲村トオルさんの明智小五郎はクールでニヒルで、そして、金城くんのK-20が明智に扮しているという場面ではコミカルな一面も。演技の幅の広さが感じられましたわ~。
松たか子さんの羽柴陽子は世間知らずのお嬢様。お嬢様だけど「良家の子女のたしなみ」として合気道もできるし、プロペラ機も操縦できるというスーパーお嬢様!お嬢様ゆえの「純粋さ」と「天然さ」を兼ね備えたこの役は彼女にぴったりで、要所要所でしっかり笑わせてもらいました。

そして、源氏役の國村隼人さん!コロンボ?みたいな衣装が意外に似合っていました。
何にもまして、金城くんとのオトボケコンビぶりが最高!彼の女房役の高島礼子さんもいい味だしていたし、平吉を慕う子役の子も可愛かったな。

総括すると、とっても楽しめるアクション娯楽ムービーです☆
わたし的には、金城くんの魅力を楽しめる映画としては五指に入るのではと。これは必見ですよ!

あ、エンディングに流れるオアシスの曲もかっちょ良かったです♪


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予告編
http://youtu.be/p-9K2t-e1eg




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(2009/06/24)
金城 武、松 たか子 他

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