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『シティ・オブ・ゴッド』 感想&予告編

この映画のジャンルを何にしようか迷い、アマゾンを見たら、「アクション」になっていました。アクション・・・確かに銃撃戦はあるけれど。ちょっと腑に落ちず。
どちらかというと「ドキュメンタリー、社会派」になるかな・・・でも、エンタテイメント性も高いから・・・ということで、結局、「ヒューマン、ドラマ」に仕分けてしまいました。

このブログ、こんなふうに迷うとすぐ「ヒューマン、ドラマ」枠にしてしまっているので、そればかりがどんどん増えています。
ご容赦くださいませ。

ストリート・ギャングとして生きる少年たちのパワーがもの凄い1本です!

20141210_CityofGod.jpg

満足度:★★★★★
2002年:ブラジル
監督:フェルナンド・メイレレス、カチア・ルンヂ
出演:アレシャンドレ・ロドリゲス、レオンドロ・フィルミノ・ダ・オラ、フィリピ・ハーゲンセン
公式HP:CITY OF GOD

あらすじ
1960年代後半、ブラジル。「シティ・オブ・ゴッド」と呼ばれる貧民街では銃による強盗や殺人が絶え間なく続いていた。そこでは3人のチンピラ少年が幅を利かせており、ギャングに憧れる幼い少年リトル・ダイス(レアンドロ・フィルミノ・ダ・オラ)は彼らとともにモーテル襲撃に加わる。
そして70年代、名をリトル・ゼ(レオンドロ・フィルミノ・ダ・オラ)と改めた少年リトル・ダイスは「リオ最強のワル」となって街に舞い戻った。
一方、モーテルの事件現場で取材記者を目にしたブスカペ(アレッシャンドレ・ロドリゲス)はそれ以降、カメラマンを夢見ており…。

感想
1960年代、ブラジル、リオデジャネイロ郊外に作られたファベーラ(貧困街区)。その名も「神の街(CITY OF GOD)」。 そこで繰り広げられる抗争と、ギャングの道へまっしぐらの少年たち。
真実をもとに作られたこの映画。まだ年端もいかない少年たちが銃を持って走り回っているという事実に心を痛めるべきなんだろうけれど、そのパワフルな生き様に、すっかり魅せられてしまいました。

壮大な物語の幕は、一羽の鶏に焦点をあてて開かれます。
何だか不信気にあたりをうかがっている鶏。それと交互に映し出されるのは、他の鶏が次々にさばかれ調理されている映像。コマ送りの映像のバックには周囲の雑音とポップな音楽。
と、次の瞬間、その鶏が逃げ出します。それを追いかけるのは、銃を片手にした少年ギャングたち。

まず、この冒頭のシーンに目を奪われました。It's so cool!!
なんでも、監督のフェルナンド・メイレスは、ブラジルCM界の寵児だそうで、確かに、CMクリエイターとしての腕が見事に生かされたと感じるようなシーンが、出だしを含めたくさんありました。

さてさて、パンチのきいたオープニングシーンの続きは、ギャングと警察の間に挟まれたブスカペに焦点がうつっていきます。そして、以降、ブスカペが案内人となり、「神の街」での出来事が描かれていきます。

舞台は、10年ほど過去に遡り、60年代の「神の街」へ。

そこでは、ブスカペ自身の生い立ちとともに、後に街を牛耳ることになったリトル・ゼの生い立ちが追われていきます。

60年代、街のチンピラとして名を通していた3人組の1人マヘクの弟だったブスカペ。彼は、兄とは対照的に暴力的なことを嫌い、「カメラマン」となることを夢見ていました。
一方、3人組の1人カベレイラの弟ベネと親友だったリトル・ゼは、3人組にくっつき、幼い頃から悪さを繰り返し、「街一番のギャング」になることを夢見ていて・・・。

2人の少年と彼らを取り巻く少年たち。
新しく建設されたばかりのファベーラ。そして、そこで暮らす人々の様子。

ふむふむと思っているうちに、時はぐんぐん進んで行き、70年代。 リトル・ゼは、コカイン・ビジネスに手を出し始め、みるみるうちに勢力をのばしていきますが、コカイン・ビジネスを巡る抗争は絶え間なく・・・。
ブスカペのほうは、まじめにやっても報われないと、一時は、ギャングの道へ進もうとしたりもしますが、結局、道をふみはずすことはできず、ふとしたきっかけで「カメラマン」になるチャンスをつかんでいきます。

そして、ラスト、冒頭のシーンへとつながっていき、物語は幕を閉じます。

って、かなり強引にまとめていますが。まあ、けっこう複雑なんで、詳しくは本編をぜひご覧になってください!

ところで、この映画、中心人物のブスカペ、リトル・ゼをはじめ、出演者のほとんどは素人とのこと。
なんでも、リオの回りにあるあちこちの貧民街コミュニティーに募集をかけて2000人規模のオーディションを開催。その中の200人に6ヶ月間にわたる演技指導を行い、そこからキャスティングしていったそうです。
初回限定のDVDには、その様子もたっぷり用意されていて、とても興味深かったです。

200人もの素人を使うという監督の趣旨には、当然回りからの猛反対があったそうですが・・・
選ばれた彼らは誰もかれもパワフルで、強い眼差しがとても魅力的でした。

現在も「神の街」ではギャングたちの抗争が絶えないようで、それは、本当に憂うべきことなんですが・・・それでも、そんな中、たくましく生き抜く者たちにはどこか清々しさが感じられ・・・
思わず、拍手を送りたくなってしまいました。

とてもパワフルでぐいぐい魅せられる作品。おススメ度大です!


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予告編
http://youtu.be/c_CMrTB9r3w




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(2012/10/26)
アレッシャンドレ・ロドリゲス、レオンドロ・フィルミノ・ダ・オラ 他

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