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『横道世之介』 感想&予告編 ― 心がほっこりしてくる素敵な映画

下の子を連れて実家に行っていた旦那がたまたまBSで放送しているのを見て「吉高由里子ちゃんが可愛すぎるー」と大絶賛しており、もう1回見たいわーとしつこく言っていたので、レンタルしてきました。いや、もともと、わたしも見たかったしね。
ま、結局、旦那は風邪ひいてダウンしていたり仕事で遅かったりで、見られていないんですけどね。

取り立てて語るような起承転結は何もないのに、ぐいぐい引き込まれて、気のいい世之介のキャラに心がどんどんほぐれていきました。

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満足度:★★★★★
2012年:日本
監督:沖田修一
出演:高良健吾吉高由里子池松壮亮伊藤歩綾野剛

あらすじ
長崎県の港町で生まれ育った横道世之介(高良健吾)は、大学進学のため上京。呑気で気のいい世之介にはどこか周囲の人間を引き付ける魅力があった。
十数年後、当時の友だちや恋人の祥子(吉高由里子)は世之介とのエピソードを懐かしく振り返るのだった。

※吉田修一の同名小説『横道世之介 (文春文庫)』が原作です。

特徴と見どころ
・世之介のゆるい日常に不思議と魅せられてしまう
高良健吾演じる世之介がとにかくいい
吉高由里子演じる祥子ちゃんがとにかく可愛い


 感想
80年代の新宿から始まるこの映画。そこに映し出される景観はもちろん、街を歩いている人々の服装や髪形、文化にいたるまで見事に80年代が再現されていて面白かったです。
過去と現在が交互に映し出されていくのですが、過去のシーンではフィルムの色合いや画素数の粗さに昭和の雰囲気が感じられて良かったです。

さて、そんな昭和の香り漂う新宿に登場してくるのは長崎から上京してきたばかりの「横道世之介」。慣れない都会に興味津々。きょろきょろ辺りを見回して、都会のメガネ坊やに思わず会釈したり、自分の服の臭いをくんくんかぎ始めたり・・・。
しょっぱなから思わずクスってしてしまう挙動です。

世之介は入学してすぐに知り合った倉持と唯と成り行きでサンバサークルに入ったり、同じ学部の加藤と教習所に通ったり、年上の大人の女に憧れつつも自分に好意を寄せてくれる女の子と恋人になったりと、ごくごく普通の学生生活を送っていきます。
それぞれとの出会いや過ごし方はごくごくありふれたものなのですが、そこには「世之介」らしさがいっぱいつまっていて。ありふれたエピソードが、ちょっとずれた世之介の言動で特別なものになる、その感じが何とも心地良かったです。

たとえば・・・
倉持が唯とできちゃった結婚することになった時には、冗談で「お金貸して」と言った倉持に「いいよ。俺、あんまりお金使わないから」とポンとお金を貸しちゃったり。
加藤が自分はゲイだとカミングアウトした時には新宿二丁目の公園で「じゃあ、俺、ここで待ってるわー」と、出会い待ちの加藤をスイカ食べながら待とうとしたり。

スキーで足の骨を折った祥子ちゃんには「心配させてよ!もし俺が怪我したら、祥子ちゃんに一番に言うから!一番心配させるから!」と言って怒ったくせに、翔子ちゃんのギプスがとれたら「今日はずっと一緒にいたいから、どこかホテルに泊まろう」とだだをこねたり。

何も考えていなさそうで、でも、相手の1番して欲しいことを自然とやってのけちゃう、そんなスーパーマンなんです、世之介って。でも、あくまでとぼけた感じで、クスッと笑わせられる、そんな奴。

そのキャラクターをね、高良健吾くんがとってもチャーミングに演じてくれていました。いやはや、彼は役柄によって、けっこう、雰囲気変わりますよね。
わたしが初めて彼をいいなと思ったのは『フィッシュストーリー』で、ロックバンドのボーカル役をやっていました。その時はずいぶん尖った感じで、それもそれで素敵だったけれど、この役での、のほほーんとした感じもまたとても魅力的でした。

そして、そんな彼の恋人役を吉高由里子ちゃん。
彼女が演じるのは超お嬢様。風変わりな世之介を一目で気に入ってしまうのですが、「ご機嫌よう~」とフリフリの衣装で言っても、全然お嬢様っぽくなく、でも、なぜか、受け入れられてしまう可愛さ。可憐さ。
彼女もよっぽど風変わりな女の子なのですが、なんですかね、本当、自然と受け入れられてしまいました。

ま、ラスト、大人になった時の彼女は雰囲気が変わり過ぎていて、むしろ、そっちのほうが気になってしまったわたしです。

物語は大学生時代の世之介のエピソードと当時世之介と関わった人たちが大人になった現在の姿を代わる代わる映し出していきます。
そこから伝わって来るのは現在の世之介の不在。物語が進むにつれて、徐々に明らかになってくる世之介の最期のこと。

160分というわりと長い尺で、最初から最後まで同じようなほんわかテンションで進んでいくのですが、世之介のキャラクターとエピソードに少しも飽きることなく、クスクス笑いが止まりませんでした。
そして、ほんのちょっぴり、じーんとするようなシーンも・・・。
原作の小説を読んでみたくなった一作品。これを見たら、きっと、あなたも世之介ファンになることでしょう☆


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予告編
https://youtu.be/FYhrbvDiw9E








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