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『もらとりあむタマ子』 感想&予告編 - ゆるさが

気になっていたら、旦那が借りてきた~!
趣味のあわないわたしたち、旦那がわたしが気になっているものを借りてくることは珍しいので、驚きました。しかも、このチョイス、どこが彼の琴線にふれたのか分かりませんが・・・

ゆるーり、ほっこり、クスクス笑いが止まらない良作でした。

20150522_Moratoriam.jpg

満足度:★★★★
2013年:日本
監督:山下敦弘
出演:前田敦子康すおん伊東清矢中村久美富田靖子
公式HP:もらとりあむタマ子

あらすじ
東京の大学を卒業した23歳のタマ子(前田敦子)は、甲府でスポーツ用品店を営む父親の元に戻って来る。
アルバイトをするでもなく、就職活動をするでもなく、ほぼ毎日惰眠をむさぼり、マンガやゲームに没頭してぐうたらな日々を送るタマ子。季節はどんどん過ぎていくが、タマ子の生活は変わることなく過ぎていき・・・。

特徴と見どころ
・父と娘の微妙な距離感がリアル
前田敦子、あなどるべからざる
康すおん伊東清矢の普通っぽさも最高


感想
大学を卒業するも、日々、ぐうたら過ごす娘タマ子。
タマ子がどういうつもりで実家に引きこもっているのか、ちゃんと聞き出せないままの父。離婚した妻の代わりに、せっせとご飯を準備して、掃除や洗濯も怠らない。
二人のポツリポツリとした会話から感じられる距離感がなんともリアルでしょうがなかったです。

父が作った夕飯を前に、テレビを消して「いただきます」とするも、何かの話題で盛り上がることもなく、目すら合わせない。
父が「おまえは一体何がやりたいんだ?いつから働くんだ?」というようなことを聞けば、無言で目を剥いたのち「少なくとも、今じゃない!」と言い捨てる。「おまえが何かやろうとしてくれて、父さん、嬉しかったぞ」と言えば、「あー!もー!そういうのが嫌なんだよー!!!」とブチ切れて部屋を出ていく。

かつて娘であったわたしは「あー、わかる、わかるー」とそのリアルさにくすくす笑い。
父親となった旦那は「あー、オレも将来、こう言われるのかー。あいつ、言いそうだよなー」と苦虫つぶしたような顔で笑っていました。

前田敦子、あなどるべからざる、です。
こんなことを発言したら、叩かれるかもしれませんが、決して「美人」というわけではないじゃないですか?だからこの映画のようなナチュラルメイクでぼさぼさ頭だと、本当、そのへんにいそうな感じなんですよねぇ。そして、実際、こんな風にぐうたらしていそうって感じがして。
や、でも、視線のただよわせ方とか動き方とか、ばっちり「タマ子」になっていて、参りました!

そして、タマ子の父親役の康すおん
彼もまた本当にその辺にいる「お父さん」って感じで、良かったです。
昔の父親のように威厳が持てずにいる現代のお父さん。年頃の娘とどう接していいかわからず、しかも、仲介役となってくれるお母さんは離婚して別々に住んでしまっているから・・・。

仲が悪いっていうわけじゃないけれど、馴れ馴れしくもできない、父と娘。
相性ばっちりの二人でした。

そして、時たま、登場してくる近所の写真屋さんの息子を演じていた伊東清矢。学ラン姿が初々しかったのですが、彼もまたとってもリアルで。
あの雰囲気は演技なのか、素なのか。演技だったら相当な曲者だなぁと思うのですが、タマ子の命令をしぶしぶ聞きながら「あいつ友だちいないからさ」と自分の彼女に伝えるところとか、笑っちゃっいました。

秋、冬、春、夏とタマ子の1年は過ぎていきますが、めりはりのあるストーリーはありません。 いわゆる、脱力系。ラストの答えもありそうでいて、はっきりとは出てこない。
なので、しっかりした起承転結を求める方には向きませんが、日常のささいな流れを見るのがお好きな方にはおすすめです。
最後にもう一度言わせてください。「前田敦子、あなどるべからざる!」


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子育てブログもやっています☆→ Everything is All right 58


予告編
https://youtu.be/48QSlJA3Bog









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