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『奇跡』 感想&予告編 - なんとも優しく心地よいエンディング

GW中、上の娘(5歳)が初めて一人でじじばばの家にお泊りに!
ここぞとばかりに、夕食時から寝るまで映画、朝食時も映画という映画づけなひと時を過ごしました。これは朝食時に見たのですが、GW最終日の朝に見るのにぴったりの良作でした。(長女からは「お迎えまだー!?」というクレーム電話が入ってましたが)

子どもたちのやりとりが何とも自然で微笑ましい一作です。

20150529_KISEKI.jpg

満足度:★★★★
2011年:日本
監督:是枝裕和
出演:前田航基前田旺志郎林凌雅永吉星之介内田伽羅橋本環奈磯邊蓮登オダギリジョー大塚寧々

あらすじ
両親の離婚により鹿児島県と福岡県で離ればなれに暮らす小学校6年生の兄、航一(前田航基)と4年生の弟、龍之介(前田旺志郎)。
また家族4人で暮らしたいと願う航一は、九州新幹線が全線開業する日の朝、鹿児島から福岡に向かう新幹線「つばめ」と福岡から鹿児島に向かう「さくら」が初めてすれ違ったときに願い事が叶うという噂を耳にし、それを実行しようと企てる。

特徴と見どころ
・漫才コンビ「まえだまえだ」の兄弟がピカイチ
・子どもたちのやりとりがとても自然
・なんとも優しい余韻に包まれる


感想
主人公の兄弟は漫才コンビ「まえだまえだ」の2人、大人っぽくって存在感あるなぁと思っていた女の子は本木雅弘・内田也哉子夫妻の長女でした!・・・ということを今知って、びっくりしました。
そうかぁ~、「まえだまえだ」の2人、最近はどうしているんでしょうね。もうずいぶん大きくなっているんだろうなぁ。

ともあれ、この2人、最高でした。
兄は兄らしく、次男は次男らしく、まるで本当の兄弟みたいに自然だわ~・・・と思っていたら、本当の兄弟だったっていうオチなんですけどね。でも、それぞれがそれぞれ、とても自然体で良かったです。

そしてそれは他の子役にも言えることで、大人同士の会話、子ども同士の会話、大人と子供の会話、どれをとってもその辺りに転がり落ちていそうなシーンで。
そういうのを丁寧に切り取って魅せてくれるのはやはり是枝監督の醍醐味ですね。

『誰も知らない』の時と同様、子どもたちには台本を渡さずに撮影したということで、「自然体」に磨きがかかっているのはそのやり方所以なんでしょうかね。
どの子ものびのびと、それぞれの魅力にあふれていて、愛らしかったです。
特に、わたしは弟の龍之介を演じた「まえだまえだ」の弟くん・前田旺志郎が気に入ってしまいました。明るい性格でいつもみんなを笑わせているひょうきん者。悩みなんてなさそうな感じだけれど、でも、本当はいろいろ考えていて、とっても優しい子なんですよねぇ。

兄の航一は母親と住む鹿児島で、桜島の火山灰が飛んでくるのを見ては「なんでこんなとこに住んどるん?」とぼやいてばかり。航一はまた父と母と弟と家族4人で一緒に暮らしたくてしょうがないのです。
一方、弟の龍之介は父親と住む福岡で、えんどう豆を栽培したりして、何やら楽しく暮らしている様子。兄は電話でそれを知り、やきもきしてしまいます。

「龍之介は家族一緒に暮らしたくないんか?」と問い詰める兄に、龍之介は「そんなことないけど」と答えるのですが・・・
でも本心では両親の喧嘩を目の当たりにするのはもう嫌だと思っていて、友人にはそのことを打ち明けるのです。でも、もちろん、兄のことは大好きで。

家の中の一番のチビッ子で一番のおどけ者、でも、実は、一番冷静に家族のことを見ているのかもなぁ~という龍之介。
酔っ払った母親が電話で「龍之介はお母ちゃんに会えなくて淋しくないの?どうしてお父ちゃんとおるの?」みたいなことを愚痴ると、ひょうひょうとしながら「そんなことないで!うちはお父ちゃんに似てるから、お母ちゃん、うちのこと嫌いなんかなぁ~思って」と言っていて。なんだかキューンときちゃいました。

母親を大塚寧々、父親をオダギリジョーがやっているのですが、このお二人も良かったですねぇ。2人が離婚した両親っていうのがなんだかすごく納得できる感じで。
自由気ままそうな父親と少し気が強そうな母親、どちらも役柄にぴったりでした。まあ、冷静に見たら、子どもたちはどちらにも全然似てないんですけどね。でも、そういうのは不思議と全然気にならなくて、それほど馴染んでいました。

兄弟は仲たがいしながらも、新幹線がすれ違うポイントで落ち合うことにします。
それぞれの友だちを引き連れて、泊まるあてのない1泊2日の旅。ここからはロードムービーの様相を呈します。そしてその旅を終えて、みんなちょっとだけ成長していくっていう。
子どもたちの会話も、子どもたちがどんな風に考え、どんな結論を出したのかも、それぞれ、本当に自然に描かれていて。ああ、なるほどなぁ~・・・って。

田舎だからこその人の優しさ、子どもたちの純粋さ、そういったものになんだか癒されました。
「くるり」の主題歌「奇跡」をはじめ、サントラもとても優しく響いてきました。
晴れた休日の日中におすすめな一本です。


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予告編
https://youtu.be/OMGI3UxCFS8







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