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『俺はまだ本気出してないだけ』 感想&予告編 - 史上最強のダメ親父にくすくす笑いが止まらない

公開前から気になっていた本作。
堤真一さんにケラケラ、濱田岳くんにクスクス、石橋蓮司さんにプププっ、橋本愛ちゃん可愛い~♪となり、大満足!だったのですが、YAHOO映画のレビュー一覧を見たら、けっこう酷評されていてびっくり。
まあ、☆4つと☆1つが多かったので、好みが分かれる映画なのかもしれませんね。

40にもなって「俺はまだ本気だしてないだけ」って言えちゃう強い親父に乾杯!

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満足度:★★★★
2013年:日本
監督:福田雄一
出演:堤真一橋本愛濱田岳生瀬勝久山田孝之石橋蓮司

あらすじ
子持ちでバツイチ42歳の大黒シズオ(堤真一)は突然「本当の自分を探す」と会社を辞めてしまう。けれど、毎日ゲームに明け暮れるシズオ。そんな彼の様子に同居する父親の志郎(石橋蓮司)は嘆くがシズオは我関せず。
そしてある日、本屋で立ち読みをしていたシズオは漫画家になろうと決意し、志郎と娘の鈴子(橋本愛)に熱く夢を語るのだが・・・。

※青野春秋の同名漫画『俺はまだ本気出してないだけ(1) (IKKI COMIX)』が原作です。

特徴と見どころ
・一人五役の扮装も何のその、堤真一のコメディアンぶり
・褒めまくってボツ出しにする編集者、濱田岳の飄々さっぷり
・金髪無口で強い男、山田孝之の恰好良さ


感想
いやぁ~、面白かったです。

40歳て、年頃の娘もいるのに突然会社を辞めてしまった大黒シズオ。Tシャツ+トランクス姿でゴロンと横になりながらゲームに明け暮れる自由人なダメ親父。
そんなシズオを堤真一さんが愉快に演じています。
シズオの脳内に度々現れる「神」(額に筆で「神」の文字)との一人二役のやりとり。しまいにはそこに各年代の「シズオ」も現れ、一人五役になったりして、しかも全員が独特な風貌で・・・。いちいち笑わせてもらいました。

もし自分の父親や夫が大黒シズオのように「本当の自分を探す」だなんて何の展望もない理由で突然会社を辞めてきたら、ド突き倒すどころの騒ぎじゃありませんが。
シズオの娘の鈴子は「ふーん」と達観した様子。そして、ある日、「俺は漫画家になる!」と宣言し、下手くそな漫画を出版社に持ち込んではボツにされている父のこともなぜか温かく見守っています。

この年頃の娘だったら絶賛・父親大っ嫌い期であっておかしくないのに、家でゴロンゴロンしているシズオを見ても少しも嫌なそぶりを見せない。言葉数こそ少ないし、素っ気なくはあるのだけれど、「金を貸してくれ」とせがまれても、「いいよ」とにこやかに渡し、あろうことか父のためにとんでもないバイトまでしていて・・・。
不思議な子だなぁとどこか違和感を感じながら見ていたのですが、見終えた時には「この親にしてこの子ありなのかもね!」と思い直しました。

鈴子もシズオも世間の常識をものともしない、強い人間なのかな、って。

シズオのことをダメ親父とするのは簡単だけれど、ファーストフード店のバイトで「店長」なんてあだ名をつけられても、年下の本物の店長に説教されても、後から入ったバイト君に怒られても、調子よくコンパに駆り出されておごらされちゃったりしても、それでも、飄々としているのは「本物の大人」だからなのかなー、と。
そして、何度ボツ出しされようと、折れずに漫画の持ち込みを続ける、それも実は凄いことですよね。

このね、漫画の持ち込みのシーンが最高に面白かったです。
濱田岳くんも本当、ひょうひょうとしたいい役者さんだなと思うのですが、その持ち味がいかんなく発揮された役回り。「いやー、大黒さん、素晴らしいですね」「いやー、大黒さん、ひょっとしたら、全ジャンル書けちゃうんじゃないですか?」などなど、褒めちぎりつつも、しっかり却下。
でも、ある日、「これで狙ってみましょう!」と新作をおして、しっかり佳作だかに入選させて。そして、その後、大黒の書いた漫画に感化されて、ある日突然編集者を辞めて、大黒を見捨てちゃうっていうそんなオチ付き。笑

こんな風に和やかな漫画家志望者と編集者のやり取り、現実には絶対ないと思うけれど、そんなの気にならないくらい、面白おかしく笑わせてもらいました。

2人の掛け合いで言うと、シズオと父親=石橋蓮司、シズオと市野沢くん=山田孝之のやり取りも良かったです。
シズオにブチブチきれまくっている父親に、喧嘩が強くて金髪で恐そうなのに実は純粋な市野沢くん。石橋さんはさすがの貫禄というか、笑える怒り顔。山田君は恰好良かったなぁ~。男くさすぎる役が増えたので、このくらいのテイストで恰好良さ全開のやつを演じて欲しいと思ってしまいました。

ひとつだけ残念だったのは生瀬勝久さん。
や、なんか、彼の場合、もう「個性派」があまりに染み込んでしまっているので、いわゆる「普通の役」だと「生瀬の使い損だ~」と思ってしまって。もちろん下手なわけではないのですが、なんだかウズウズしてしまいました。

いい歳して父親に本気で怒られたり、年下の店長や編集者にダメ出しされまくったり、バイト仲間の若造にいいように使われたり、飄々としつつも実は落ち込んだりもしているシズオ。
それでもやっぱり「将来なんて見たくないもーん」って開き直っているシズオ。
同じ年代のわたしからすると、どこか羨ましくもあり、キラキラ見えてしまったシズオの生き方。シズオを愛おしく思えるかどうかが今作を好きになれるかどうかの分かれ道だと思います☆


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予告編
https://youtu.be/h-aXFOiR6g8



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俺はまだ本気出してないだけ(1) (IKKI COMIX)





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