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『世界の果ての通学路』 感想&予告編 - 道なき道を行く子どもたちに圧倒された一作

来年小学生になる長女。
うちから歩いて10分ほどのところに2つの小学校があり、どちらかを選べるのですが。1つは集団登校があり、もう1つはなし。ない学校のほうがなんとなく雰囲気は良さそうなのですが、娘の性格的には集団登校があったほうが良さそうだなぁ・・・。

と、悩んでいるのが、この映画に出てくる通学路を見たら過保護に過ぎる気がしました。・・・が、やはり、ここは日本の、しかも、東京なので、それでも母は悩んでしまうのです。

「学べることは素晴らしい」そう思って頑張る子どもたちの瞳はキラキラ輝いていました。

20150921_SEKAINO.jpg

満足度:★★★★
2012年:フランス
監督:パスカル・プリッソン
公式HP:世界の果ての通学路

あらすじ
ケニアのジャクソンと妹は野生の象やキリンを避けながらサバンナを小走りで駆け抜け、アルゼンチンのカルロスと妹は雄大なパタゴニア平原を愛馬でひた走る。モロッコのザヒラは毎週アトラス山脈を臨む山奥の村から寄宿学校へと通い、インドのサミュエルは生まれつき足が不自由なため弟たちの引く車いすで登校する。
彼らが危険も顧みず、学校に向け道なき道を進んでいく理由は・・・。

※4つの異なる地域で長時間かけて通学する子どもたちの姿を追ったドキュメンタリー

特徴と見どころ
・世界の果ての絶景
・道なき道を進む子どもたちにただただ感服
・子どもたちの真摯な姿と瞳の輝きに胸を打たれる

感想
何かのテレビ番組でこの映画がダイジェストで紹介されていて、5歳の娘も興味深そうに見ていたので一緒に見ようと借りてきました。
娘と見ると必然的に吹替になってしまうのですが、ドキュメンタリーなので、吹き替え嫌いのわたしでも、まあ、それほど苦にならずに見られました。
登場人物はケニア、アルゼンチン、モロッコ、インドの子どもたち。各地の辺境に暮らす子どもたちが実際に通っている学校への道のりを紹介したものです。

まず出てくるのはケニア。
地面を堀り、湧き出る水を汲んで、洗濯をするジャクソン君11歳。
「どうして地面を掘ってるの?」「このお水で洗濯するの?」「これがおうちなの?」「ここでお料理するの?」 ― 小学校への道のりで象に襲われないように気をつけなければならないと聞いたら「ここには動物園はないの?」。
長女の疑問は止まることなく、いろいろおしゃべりしながらの鑑賞となりました。

ジャクソン君の通学路はなんと15K!そしてさらに驚くことに、その距離を、6歳の妹とともに2時間で駆け抜けていくというのです!!
象やきりんの群れに巻き込まれないように、遠くを見て妹に注意を与えるジャクソン君。
そりゃ、ケニアの長距離ランナー、凄いはずだと思わず納得してしまいました。いや、みんながこんな生活しているわけじゃないし、活躍しているランナーがこういった通学路を通っていたかどうかも知りませんけどもね。ふと頭をよぎってしまったのですよ。

ジャクソン君が小学校へ出発してまもなく、アルゼンチンのカルロス君が出てきます。彼も妹とともに18K先の小学校へ向かいます。
パタゴニアの山々を見渡す平原を移動する手段は”馬”。
石ころだらけの崩れかけた道も、妹を後ろに乗せて、パカパカ進んでいきます。

モロッコに暮らすザヒラは12歳の女の子。
イスラム教の慣習に縛られた辺境な村で、女の子である彼女が学校に行くのは家族の中で初めてのこと。彼女はそのことに強い誇りと感謝を抱き、毎週友人とともに全寮制の学校へ向かいます。

インドでは13歳の足の悪い少年サミュラが弟2人にオンボロの車椅子を押してもらって学校へ通っています。
いつか医者になって自分のように足の悪い少年を治してあげたい。
明るい笑顔でそう話すサミュラ。オンボロの車椅子はいかにも重そうで、弟2人はとても大変そうですが、3人にとってはそれが当然のことなのか、時に喧嘩をしながらもおしゃべりしながら進んでいきます。

ぶっちゃけね、「これはやらせじゃない?」というトラブルシーンが4人それぞれのエピソードにもれなく挟み込まれていました。
でも、まあ、それがわざとだとしても、それでも、やはり、この通学路を通う子どもたちはすごいなぁ、と。圧倒されました。
自分がこの道を歩いていけと言われたら、もうたどり着くだけで、へろへろになってしまうと思います。

義務教育の小学校・中学校、それ以降は義務教育じゃないけれども「当然」のことだと思っていて、多くのお金がかかる大学だって、やはり当たり前のことだと信じていた学生時代。
しかもお金を一番かけてもらった大学時代は一番勉強していなくて・・・今思うと本当にもったいないことをしてしまい、親に申し訳ないなぁ・・・と。でも、一応、大学の卒業証書は役立ってきたからありがとう、と。

そんなわたしとは違い、辺境の地に暮らす子どもたちにとって、「学校に行けること」「勉強できること」はかけがえのないこと。自分の未来を切り開いていくのに絶対に必要なこと。
それが分かっているから、子どもたちは学べることへの感謝の気持ちでいっぱい。どんなに険しい道でも嬉々として進んでいくのです。

「学校に行けるのはありがたいこと」、娘にそう思い続けさせるのはなかなか難しいかと思いますが、小学校入学前にこういったドキュメンタリーを一緒に見られたのは良かったです。
それにしても、毎日、子どもがこんな通学路を行くなんて、心配がつきませんよね・・・。お母さん、お父さんも、すごいなぁ・・・。



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予告編
https://youtu.be/RKFfkuozztA




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