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『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』 感想&予告編 - 美味しそうな料理と温かいラストにハッピーになれる一作

この映画、ロードムービーというくくりにしていいものか少し悩みましたが・・・
でも、ま、主人公はフードトラックで本拠地に戻ってくることで沢山のものを得られたんでね。そこにスポットをあててロードムービーということにしておいてもいいかな、と。

美味しそうな料理、そして、それを作り出すシェフの人柄に元気をもらえた一作です。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました

満足度:★★★★★
2014年:アメリカ
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ジョン・ファヴローソフィア・ベルガラジョン・レグイザモスカーレット・ヨハンソンエムジェイ・アンソニーオリヴァー・プラットダスティン・ホフマン
公式HP:シェフ 三ツ星フードトラック始めました

あらすじ
一流レストランの料理人カール・キャスパー(ジョン・ファヴロー)は新メニューについてオーナー(ダスティン・ホフマン)と衝突していたが、人気評論家から料理を酷評されたことから店を辞めてしまう。
意気消沈のカールは元妻イネス(ソフィア・ベルガラ)の勧めでマイアミに行き、とてもおいしいキューバサンドイッチと出会い、サンドイッチの移動販売を始めることを決意。友人のマーティン(ジョン・レグイザモ)と息子パーシー(エムジェイ・アンソニー)とともにマイアミからロサンゼルスまでフードトラックでの旅がスタートする。

特徴と見どころ
・SNSに疎い親父と現代っ子の対比
・バツイチ太っちょだけど魅力にあふれたシェフ、カール
・美味しそうな料理の数々


感想
主人公はロサンゼルスの一流料理店でシェフをつとめるカール。かつて新進気鋭の料理人と評されていた彼ですが、伝統的なメニューを大切にする店のオーナーを説得できず、自分の料理を振る舞えないことに苦しんでいました。
そんな中、人気ブログを運営する料理評論家オリヴァーにメニューを酷評され、不慣れなツイッターでオリヴァーに喧嘩を売ってしまうのです。ツイッターの仕組みをよく知らなかったカールはオリヴァーだけに宛てたつもりだったのですが、オリヴァーのフォロワー全員がそれを見てしまったから、さあ、大変!

このくだり、中年のカールがSNSに疎く、小学生の息子パーシーにツイッターの手引きをこうところがいかにも現代的でした。
結局、カールは一連の事件を発端にオーナーと大喧嘩し、店を辞めてしまうのですが、後々再起をかけたフードトラックのことをSNSを使って世に知らせたのも息子のパーシーで。
ま、パーシー的には宣伝効果を考えてというよりは、単純に、パパと過ごす最高に楽しい日々をSNSにアップしたかったという感じだと思うのですが。

ともあれ、主人公のカール。小太りでハンサムというわけでもないし、性格だってとびきりいいわけじゃない。夫としても父親としても失敗だらけ。それなのに、なぜだかとっても魅力に溢れていました。
包丁を握る太い指、リズミカルに刻まれていく野菜たち、次々に繰り出されていく美味しそうな料理の数々。その出だしのシーンにすっかり魅せられてしまったんですかね。なんだか最初からカールにとても好感を持ってしまったのです。

そして、カールの料理をブログで批判したオリヴァーに、まるで子どものように喰ってかかっていったシーン。数々の暴言や悪態をつきつつもホロリと出た本音。

「あんな記事、誰だって、傷つく」


そう、カールって、ちょいちょい”弱音”を吐き出すのです。かつては一流と呼ばれたシェフで、もういい歳した大人の男。
それでもふと見せてしまう弱気な態度。そこにね、なんていうか、女性は母性本能をくすぐられてしまうのかもしれませんね。
だから元妻も元ガールフレンドも、カールにとっても優しいのです。
元妻はカールに元夫(カールは二度目の旦那様)の手を借りてでも、フードトラックで再起を図らせようと画策するし、元ガールフレンドは優しく背中を押して上げる。

そんな彼女たちの力添えのおかげでカールはもう一度やってみるかという気になり、フードトラックを始める決意をするのですが。
カールの下で働いていたマーティンはその話を聞いて、即座に店を辞めてカールの元へと飛んで来てくれるのです。

そう、カールは女だけじゃなく、男からも愛されキャラなんです。
カールとマーティンは歳も離れているし、一応は師弟関係というべき間柄なのですが、カールはマーティンに対して全然偉そうにしないし、マーティンもカールに対して平気で軽口を叩いていて。二人の間にはしっかりとした信頼と尊敬があって、だからこそ、こんな風に垣根を超えた素敵な関係が築けるんだろうなと思いました。
もう一人の部下であった男はカールの代わりにシェフと格上げされたんですが、彼に対しては「チャンスを逃すな」と言ってあげていて、基本的に気がいい男なんでしょうね。

さてさて、もうひとりの重要人物がカールの息子キャスパーです。彼がね、また健気で可愛いんですよねぇ。
店の一連の騒動で、自分との面会をすっぽかしたり、会っても上の空だったり。カールは決して父親として及第点なわけじゃないのだけれど、キャスパーはカールが大好きで・・・。
それで、夏休みにフードトラックで一緒に旅をすることが出来て、本当に嬉しくて。その様子をスマホで撮影してツイッターにアップしたことから、フードトラックの存在が有名になり、行く先々でお客さんが待ち受けていることになったのだけれど。

お客さんが大勢来てくれることよりも、キャスパーにとって大切なのは大好きな父親と一緒に過ごすことで。
なのに、カールときたらね、なかなかその何よりも大切なことに気づかなくって。本当、どうしようもないっ!!!・・・って思いつつも、やっぱりなぜか憎めない存在なのです。

そう、本当、不思議なくらい、カールの存在が魅力的でした。
そしてそんなカールの手によって作り出された料理の数々。とっても美味しそうでした。旅の途中で食べていたバーベキューの肉の塊も本当に美味しそうだったなぁ・・・。
ともあれ、見たあと、ほっこりして、元気になれる素敵な映画。とてもおすすめです☆



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予告編
https://youtu.be/pJxEMXN80sA




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