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『パレードへようこそ』 感想&予告編 - 爽快なラスト、心に残る真実の物語

我が家の近くにあるTSUTAYA。いつでも「新作・旧作5本で1000円」ってやつをやっていまして。
つい5本借りてしまうんですが、その結果、見終えるだけでアップアップ・・・。おかげで、見て感動しておすすめしたいんだけど、レビューが書けないというものがチラホラ。
毎度釣られてしまう自分が不甲斐ないですが、反省はしていないので、結局前に進めません。苦笑

自分に正直に突き進んでいく主人公、そしてその熱意をフラットに受け止める組合員のリーダーに心が熱くなった一作です。

20151218_parede.jpg

満足度:★★★★
2014年:イギリス
監督:マシュー・ウォーカス
出演:ビル・ナイイメルダ・スタウントンドミニク・ウェストパディ・コンシダインジョージ・マッケイ
公式HP:パレードへようこそ

あらすじ
マーガレット・サッチャー政権下の1984年夏、ロンドン。
炭鉱労働者のストライキのニュースを見たマーク(ベン・シュネッツァー)は、炭坑労働者とその家族を支援するために、ゲイの仲間たちと募金活動をしようと思いつき、LGSM(炭坑夫支援レズビアン&ゲイ会)”を立ち上げる。
しかし、偏見と差別から、彼らが集めた寄付金を受け入れる炭鉱団体はなかなか見つからず・・・。

特徴と見どころ
・活動家マークの熱意が最高!
・ディライスの炭鉱代表ダイの紳士的な対応が最高!
・ディライスのおばちゃん、おばあちゃんたちが最高!


感想
鉄の女サッチャー。その称号こそ知っているものの、やはり、内実はよく知らない歴史に疎いわたし。この手の真実の物語はその背景をきちんと知っていたほうが面白みや深みが増すと思うのですが・・・
でも、まあ、よい映画はそのあたりに疎くとも楽しめるようにできているというもの。サッチャー政権下について詳しくないわたしでも存分に楽しく見ることが出来ました。

主人公はロンドンに住むゲイの活動家であるマーク。
ゲイの権利を訴える大々的なパレードが行われる日にたまたま見たニュース映像-サッチャー首相が発表した20カ所の炭坑閉鎖案に抗議するストライキの様子-に、自分たちの敵も彼らの敵も「サッチャーと警官だ!」と、炭鉱夫や彼らの家族に募金することを思いつくのです。
熱意に溢れた若者であるマークは早速、募金バケツを片手にパレードに参加。パレードの後には“LGSM(Lesbian&Gay Support Miners=炭坑夫支援レズビアン&ゲイ会)”を立ち上げます。

マークの熱意とは裏腹に、LGSMに賛同する者は少なく、当初はたった9人で活動を開始。募金活動の合間にも、道行く人たちの心無い言葉にLGSMのメンバーは傷つけられたりします。
しかも、そうして懸命に集めたお金をいざ寄付しようにも、炭鉱の組合団体は彼らの正体を知るとまともに話も聞いてくれず・・・。
意気消沈するLGSMのメンバーたち。それでもマークは諦めず、組合がダメなら、直接炭鉱に連絡しようと電話帳をめくり始め・・・。

そして、ついに寄付金の申し出を受け入れてくれる炭鉱を見つけるのです。
でも、笑ってしまうことに、その電話に出たのが耳の遠いおばあちゃんで、”LGSM”の略称の意味をきちんと聞き取れておらず・・・。ロンドンに出向いてきた炭鉱代表のダイは「”L”はロンドンのことかと・・・」と”LGSM”の正式名称を聞いて、びっくり仰天。
雲行きが怪しくなってきたのでは・・・と憂慮するメンバーを前に、けれど、ダイは紳士的な態度を一向に崩すことなく、彼らの支援に感謝の意を評します。

このダイがね、とてもナチュラルで素敵な人なのです。ゲイバーを初めて訪れて、そしてそこで支援金に対する感謝のスピーチをするのだけれども。
ジョークを織り交ぜつつ、けれど、とても真摯に感謝の意を伝えていて、思わず涙してしまいました。
そのスピーチがきっかけで、LGSMの活動もより活発化していき、メンバーはダイの計らいでウェールズにあるディラスという炭鉱町に出向くことになります。

ま、待ち受けているのは当然、感謝ばかりでなく、差別と偏見に満ち溢れた悪意。
これはもちろん定石なのだけれど、あまりに意地悪なオバちゃんにはちょっとイライラきちゃいましたねぇ。でも、その逆に、あっけらかーんとLGSMのメンバーを受け入れるおばちゃん、おばあちゃんたちも大勢いて。
彼女たちの下世話な感じ、たまらなく面白かったです。田舎町で目にすることのないファッションに素直に驚いたり、性生活に興味を抱いたり。このあたりはワハワハ笑わせてもらいました。

ちょっと残念だったのはクライマックスのところが、さらさらさらーっといってしまったところ。史実も含め、あまり丁寧に描かれておらず、あれれれれ?と少し拍子抜けしてしまいました。せっかく盛り上がってきたのに・・・?と。
これはもう一つ社会問題として浮上してきたHIVを入れ込んだことにも原因があるのではと思ったのですが、でもやはりこれも入れないわけにはいかなかったんですかね。

ですが、”LGSM”のメンバーそれぞれの問題にクローズアップしていって、それをストーリーの中でうまい具合に解決していくところなど、なかなか見ごたえがあって良かったです。 それに、「互いに支え合おう、誰でも、どこの出身でも、肩を組み、手をつないで」というディラスの組合の古い旗のエピソードを盛り込んだ最後の最後は、やはり感動!
とても爽快な気持ちで見終えることができ、元気になれる一本でした。


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予告編
https://youtu.be/uAw1OhMt44M



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